漫筆(まんぴつ)とは、その時どきの気分次第で、とりとめのないことを気楽に書いた文章を言います。
民主党代表選挙
今回は、民主党代表選挙についてです。
9月23日に民主党の代表選挙が行われます。この原稿を書いている時点で鳩山、中野、 横路、菅、前原、野田、河村の7議員(松沢氏は8月22日辞退表明)が立候補の決意や 意欲を表明していて、岩國議員も意欲があるようです。代表選挙規程に20名の推薦人規 定があるために物理的には、これ以上増えることはないのですが、若手4人の一本化調整 や岩國議員の真意など不確定要素もあり、最終的には5〜6名の争いになりそうです。
さて、肝心の代表選挙の仕組みですが、当の国会議員でさえ判っていない人が沢山いる くらいですから、皆さんにもちょっと判りにくいかもしれませんが、なるべくシンプルに 説明したいと思います。
まず、国会議員は各自2ポイント(計366P)持っています。そして国政選挙候補予 定者に各自1P(計78P)。この2者はポイントの重みは違いますが、自分の意思を結果 にそのまま大きく反映させることができるようになっています。
続いて、全国の地方議員1520名全体に47P、現在2次募集中の党員サポーター(1 次集約時で10万人)に、都道府県の人口配分で全体の320Pを其々割り当てることに なります。(ex.東京は30P、熊本は5P、鳥取は2Pというように人口配分されています。) さらに党員サポーターPは、都道府県の人口配分票を候補者の得票数に応じてドント式で 配分することになります。※ここが判りにくいかもしれません。
以上、7月16日現在で合計811Pの内、9月23日の投票日に過半数を獲得した人 が代表に当選ということになりますが、現在の予想では1回目の投票で過半数に達する人 は無く、上位2名による決選投票となる可能性が濃厚となっています。
決選投票の場合は、国会議員と国政選挙候補予定者による直接投票になり、党員サポー ター票は1回目の投票で各都道府県での上位者に自動的に1Pずつ配分して投票を省略し ます。ですから2回目の投票は、合計491Pの過半数で当選ということになります。 ですから各陣営とも党員サポーターの2次拡大に今最も力を入れているのです。
いずれにしても今度の代表選挙で多くの党員サポーターが集まり、民主党のイメージア ップになり、さらには民主党の支持基盤の拡大、次期総選挙に向けての勢いに繋がればと 思っています。
くれぐれも党の遠心力にならないように祈るばかりですが…。
PS.
1000円の登録料で、18歳以上の方ならどなたでもサポーター登録の上、代表選挙で投票することができます。
登録希望の方は、8月29日までに 池口事務所までご連絡いただくか、インターネットで民主党のHPへアクセスをお願いします。
ご意見をお寄せください
[email protected]
___TEL:03-3508-8732
medicina-doctor.com