漫筆(まんぴつ)とは、その時どきの気分次第で、とりとめのないことを気楽に書いた文章を言います。
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憲法62条の「両議院は各々国政に関する調査を行い、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。」に基づいて、国会が国政調査権の「伝家 の宝刀」として行使する強制的手段です。
証人は議院証言法で、正当な理由なく出頭や証言を拒否すると、1年以下の禁固か10万円以下の罰金が科せられる上、虚偽の証言をすれば偽証罪(3ヶ月以上10年以下の懲役)で告発される可能性もあります。
2月に鈴木宗男議員が最初に呼ばれた衆議院予算委員会での参考人招致は、任意の出席の上、罰則規定もないもので、証人喚問とは根本的に違います。普通は参考人招致を経て、証人喚問へというステップで進みます。
また、先般行われた鈴木宗男議員の証人喚問はTV中継もされ、高視聴率となりましたが、証人の人権問題から88年にTV中継が禁止され、ご記憶の方も多いと思いますが、音声のみの中継となっていました。
しかし、98年に法律改正が行われ、TV中継が復活。KSD(ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団)事件の証人喚問で、前自民党参議院議員会長の村上正邦氏の喚問が中継 されました。
いま国会では、鈴木宗男議員の再喚問、加藤紘一議員の参考人招致と証人喚問、辻元清美前議員の参考人招致などの実現が焦点となっています。
いま永田町では「秘書が…」とか「記憶にない」などの永田町的常套句が、参考人招致や証人喚問でも、またまた連発されていますが、皆さんはどのように解釈されますか?
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