漫筆(まんぴつ)とは、その時どきの気分次第で、とりとめのないことを気楽に書いた文章を言います。
政権交代で、政治を国民の手に取り戻そう
いよいよ梅雨前線も活発化してきて、爽やかな青空もなかなか顔をださなくなりました。
気温はそれほど高くなくても、ジメジメした天気はあまり気持ちのいいものではありません。
一方でこの季節は、日本の水源を枯らさないための、恵みの雨季ともいえます。
見方を変えて、あじさい鑑賞をするなど、この時季特有の感覚を楽しむのも、一興かもしれません。
私も、常にゆとりをもちながら、全力で活動を続けてまいります。さて、いよいよ参議院選挙を迎え、各陣営の対決ムードが日増しに高まってまいりました。
特に、今回の通常国会における政府・与党の強引な国会運営は、その対立を決定的なものにさせました。国民投票法案を始め、教育関連3法案、イラクへの自衛隊派遣の延長、そして年金関連法案など、数多くの重要法案を十分な審議もせず、じつに20回以上もの強行採決を行ないました。そして、最後は選挙目的の会期延長です。
年金問題などで与党に対する世論の風当たりが強く、選挙に不利だと考えたのでしょう。しかし、その影響は、無駄な税金の支出を生じさせ、地方の行事を混乱させています。
たしかに、多数決は民主主義のルールです。論議を尽くしたら多数決で議を決することに、なにも異論はありません。しかし、少数意見にまったく耳をかさず、数をたのんで審議を一方的に打ち切るようなやり方は、とても民主的とは言えません。そして、なによりも問題なのは、いちばん重要な政治課題であり、国民のもっとも関心の高い「生活の改善」については、結局、何も実効性のある対策を打てていないことです。
いま、多くの国民が望んでいるのは、格差社会の是正であり、年金などの将来不安の解消であるはずです。
民主党は、これまで一貫して「格差の是正」を訴え続け、政治とは生活であることを主張してきました。そして、生活に直結する年金記録の問題についても、あまりにもお粗末な社会保険庁の管理体制を明らかにし、その処方箋となる政策を作り上げ、提示してきました。しかし政府・与党は、これらの意見に耳をかさないばかりか、問題隠しの強行採決を繰り返してきたのです。
日本は、長い間、政権交代がおこなわれず、自民党というたったひとつの政党が政権を独占してきました。そして、一昨年の郵政選挙で、与党が3分の2の議席を得た結果、強引な政治手法がまかり通っているのです。
こうした危険な状況を変えるには、もはや政権交代しかありません。
いよいよ決戦のとき。私は、額に汗してまじめに働く人が正しく報われる社会をつくるため、国民視点での改革を精一杯、訴えてまいります。
7月の伝統行事といえば七夕ですが、時期的には梅雨の真最中。
その日に降る雨は、別れを惜しむ、あるいは川の増水で会えなくなった「おりひめ」と「ひこぼし」の涙にたとえられ、「洒涙雨」(さいるいう)と呼ばれるそうです。
古来の伝統行事には、さまざまな風情があるようですね。
(制作:いけぐち修次事務所)
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