漫筆(まんぴつ)とは、その時どきの気分次第で、とりとめのないことを気楽に書いた文章を言います。
政治家の言葉
池口議員や民主党を応援していただいている皆様を初めとした多くの皆様に、ご心配やご迷惑をお掛けしたことに心からお詫び申し上げます。
今国会は耐震偽装、(狂牛病対策)米国産牛肉輸入再開、ライブドア粉飾決算と防衛施設庁談合の4点セットで、小泉内閣の粉飾構造改革を徹底的に追及するはずであったのに、衆議院予算委員会集中審議における永田議員のいわゆるホリエモンメール追求問題での躓きで、形勢は一挙に逆転。民主党は攻めるどころか、厳しい批判の嵐に見舞われることになりました。
特に今回の一件はメールの中身が事実とすれば、小泉内閣を一瞬にして吹き飛ばすほどの破壊力を持った情報であったのですから、裏付けをきちんと取り、ある程度の確証を得た上でなお、その取り扱いは慎重にも慎重を重ねる配慮が必要だったのではないかと思います。その点で永田議員も民主党の執行部も対応が甘かったと、残念ながら言わざるを得ません。
先日の会見を通じて質問者である永田議員の謝罪及び処分と前原代表の謝罪、野田国対委員長の辞任等の民主党の対応がなされました。これで一応のけじめになるのか?ならないのか?は、これから世論の判断を待つことになるのですが、どうなることやら…です。
いずれにしてもこの問題について民主党には、もう少し時間を掛け徹底的に調査した上、皆様にその内容をより詳細にお知らせする説明責任が残されていると思います。もう少しの猶予をお願いします。
政治家は言葉が命と言われています。日本国憲法第51条には『両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任は問われない。』とあり、個々の議員がその自覚と責任に基づいて行った院内発言について保護を与えています。
しかし昨今では、小泉総理の『この程度の公約を守らないことは、大したことではない』に代表されるように、政治家の言葉の持つ意味が非常に軽くなってきています。公約とは国語辞典によれば「政府や政治家などが、一般の人々に対してある事の実行を約束すること。また、その約束。」とありますが、今では公約転じて口約(口先での約束)になってしまった観があり、ちょっと遣り切れない気分も大いにありますが…。
今回の件は教訓にするには、あまりにもその代償が大き過ぎましたが、その教訓を糧に気分一新して反転攻勢に出なければなりません。皆様との公約実現のために池口議員は、今後も全力を尽くして行く決意です。池口議員と民主党への引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
(政策担当…くまがい)
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