漫筆(まんぴつ)とは、その時どきの気分次第で、とりとめのないことを気楽に書いた文章を言います。
参議院議員選挙
第２０回参議院議員通常選挙では、多くの皆さんの大きなご支援をいただき、お蔭様で自動車の仲間であるなおしま正行さんをはじめ、多くの仲間が当選することができました。本当にありがとうございました。
参議院選挙が終了すると同時に関東地方は梅雨が明け、暑い夏がやって来ました。参議院議員会館の７階にある池口事務所は、最上階に位置するため冷房がよく利きません。ですからこの季節は、蒸し暑い環境での勤務がしばらく続くことになります。今年は暑さ対策として扇風機を３台フル稼働したり、公式日程がないときにはノーネクタイで過ごしたりして、なんとかしのごうとしています。
一方、日本列島は広いもので、梅雨末期の集中豪雨で、新潟県などで大きな被害が出ています。被災地の方々には紙面を借りて、心よりお見舞い申し上げます。 民主党も岡田代表の現地視察を機会に秘書会を中心としたボランティアチームを組織して、新潟と福井の被災地に少人数ながら連日送ることになりました。党の若手議員の中には、いちボランティアとして秘書会のチームに混じって汗をかいてくれた議員も多数おりました。被災地の復興のために少しでも役に立てたとしたら幸いです。
さて、今度の参議院選挙で民主党は大きく議席を伸ばしました。昨年秋の衆議院選挙をホップ、今度の参議院選挙をステップとすれば、次期衆議院選挙で見事なジャンプを決めれば、政権交代を現実のものとするところまで、いよいよ来ました。
それにしても参議院選挙のときにいつも感じることなのですが、選挙が告示されても街の中に選挙をやっているという雰囲気が、あまり感じられないような気がしてなりません。良く論評でも言われることですが、各級選挙の中で一番有権者の感覚から遠いのが、参議院選挙とも言われます。選挙区も全県一区と大きく、なおかつ候補者数も少ないために、そのように感じられると言われているのかもしれません。
特に比例区は日本全国が選挙区ですから大きな組織の候補者とその支援者以外の一般有権者にしてみれば、比例候補の顔をじかに見る機会などほとんどなく、誰に票を投じても良いか判断しかねるので、取り敢えず民主党に入れておこう、というのもうなずける気がします。
比例区の選挙制度は今回２回目の実施となるのですが、有権者と候補者の距離が遠いこの制度が、有権者にとっても候補者にとっても、本当に良い制度なのか？判断に迷うところです。
選挙区の一票の格差是正と同時に比例区の見直しも必要ですね。
（政策担当…くまがい）
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