漫筆(まんぴつ)とは、その時どきの気分次第で、とりとめのないことを気楽に書いた文章を言います。
国会議員秘書(2)
「秘書の仕事ってどんなこと?」「悪い人が多いみたいだけど、実態はどうなの?」など、最近話題の国会議員秘書について、皆さんから寄せられた素朴な疑問やその実態について、シリーズでお答えしましょう。
秘書の仕事って、どんなこと
国会議員秘書の仕事は大別すると、国会での仕事と地元での仕事の2つに分けられます。
池口事務所には地元事務所はありませんので、今回は主に国会事務所での仕事について、お伝えすることにしましょう。
秘書の仕事の中心は何と行っても議員の行動になります。議員日程の管理・調整、代理出席、経理事務から質問原稿・資料の作成、各種相談の処理、来客応など、実に様々な仕事内容になっています。
国会開会中の平日は、朝8時から党の部門会議(部会)が連日開催されますので、8時前には事務所へ出勤し、議員の出席する部会へ同席したり、手分けをして代理出席したりというパターンで1日の仕事が始まります。時には午前中に部門会議が集中して、会議のかけ持ちや梯子でもうお昼ということも珍しくありません。
会議の後に事務所へ戻ってからも政策資料の作成・整理や後援会機関紙の構想を練ったりと、息つく暇もなくアッと言う間に時間は過ぎて行きます。その間にも電話・来客などへの対応や国会見学のガイドなど、本当にひとことでは説明することが難しいほど様々な仕事が待っています。
事務所がやっとひと息つくようになるのは、お役所が相手と言うこともあり、夕方5時近くになってからでしょうか。それから事務仕事がはかどるようになります。 秘書には勤務時間の規定は特になく(決めている事務所もあるみたいですが)、拘束時間や時間外なども関係ないので、これで帰宅ということでも良いのですが…。
それから、一段落するまで仕事を行ない、気が付いて見ると夜遅い時間になっていることもしばしばです。こうなると次の日朝の部会に出席するのが辛いんですよねー。
秘書には服務規程がなかったり、労働基準法の適用除外になっていたりで、身分はものすごく不安定なんですよ。実は…。
話すと長くなりますので、秘書の身分の実態などについては、次回にまたお話します。今回は、これにて…
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